皆さんはandroidにはどのような歴史があるのか知っているでしょうか。この記事では「androidの歴史を知りたい!!」という方に向けてなるべく分かりやすく解説できるように心がけました。この記事を読めばandroidにはどのような歴史があるのか理解できると思います。

androidとは?
最初に、androidとは何であるのかを解説します。分かる方はとばしてくれていいですよ。
まず、andrroidというものはosの一種です。osにはiphoneで使われているiosなどもあります。また、osはスマホだけでなくパソコン、更にはゲーム機やカーナビなどにも使用されています。osとは分かりやすく言うとスマホ等の機器を使用する際の当たり前の事を提供しているソフトウェアのことです。そのため、基礎ソフトウェアと呼ばれています。また、この基礎ソフトウェアに対して応用ソフトウェアというものも存在しておりこの応用ソフトウェアとはアプリケーションソフトウェアと同じ意味です。つまり、応用ソフトウェアとはLineやyoutubeなどのアプリのことなのです。
androidの歴史
まず、android株式会社というものが2003 年 10 月にAndy Rubin / Rich Miner / Nick Sears / Chris White の四人の方によってカリフォルニア州パロアルトに設立されました。この会社は最初はデジタルカメラ用のosを開発することを目的としていました。しかし、このデジタルカメラの市場はあまり大きくないと判断したため目的をSymbianやMicrosoft Windows Mobileに対抗する携帯電話用OSに変更しました。
Symbian | 2010年時点では、スマートフォンのOSではシェア1位 |
Microsoft Windows Mobile | 名前の通りMicrosoftが制作したWindows CEをベースにしたモバイルOS |
しかし、ルービン(Rubin)は早い段階で投資家を引き付けるのに苦労したそうです。そのためルービンはSamsungおよびHTCとの契約交渉を試みました。その後、Googleがその年の 7 月に少なくとも 5000 万ドルで会社を買収しました。その当時のドル相場は110円くらいなので5000万ドルとは55億円です。
当時、秘密主義の android株式会社 についてはあまり知られておらず、この会社は携帯電話用のソフトウェアを作成していること以外の詳細をほとんど提供していませんでした。
初期の試作機は、タッチスクリーンがなく、物理的なキーボードを備えたBlackBerryに酷似していましたが、2007年にタッチスクリーン対応の iPhoneの登場により、Androidは振り出しに戻らなければならなくなりました。

その後、GoogleはAndroidの仕様書を変更し、「タッチスクリーンはサポートされる」としながらも、「本製品は個別の物理ボタンの存在を前提に設計されているため、タッチスクリーンが物理ボタンを完全に置き換えることはできない」と明記しました。今ではキーボードがあるスマホってほぼないですよね。
また、android os はその後何度も改良されていき様々な機能の追加が行われてきました。また大きなアップデートが行われた際にはバージョン名がアルファベット順でデザートやお菓子の名前で命名されました。
Cupcake (カップケーキ), Donut(ドーナツ), Eclair(エクレア) …etc
そして、2010 年にはNexusシリーズのデバイスを発売しました。このシリーズは「新しいソフトウェアの反復とハードウェアの標準を全面的に導入することで、Androidの歴史において極めて重要な役割を果たした。」と評されているそうです。
2014 年 6 月にはgoogleは発展途上国の消費者向けにAndroid Oneを発表しました。これは実用十分なスペックを持ち、最新のAndroid OSを搭載しながらも低価格で販売されました。また、発展途上国だけでなく日本などの様々な地域での販売も行われました。
2016 年 10 月にはgoogleはPixelの販売を始めました。そしてこれは唯一Googleが設計・販売しているスマートフォンです。2022年10月にはPixel 7 が販売されましたね。

以上です。ここまでご覧いただきありがとうございました。

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